
シアリスジェネリック「エクストラスーパータダライズ」とは
インドで開発されたエクストラスーパータダライズという名のED治療薬を紹介しましょう。
EDに効果があるだけでなく、早漏を防ぐ効果も併せ持つシアリスジェネリックとして有名です。
エクストラスーパータダライズの先行薬はスーパータダライズですが、それよりも倍の40mgのタダラフィルが配合されていることが特徴です。
そのため最長で36時間にわたり勃起を維持させることが可能です。
また肥満体型の方は通常のタダラフィルの含有量では効き目を感じない方もいましたが、エクストラスーパータダライズにはタダラフィルが多く配合されており、体型が大きな方でも効果を実感できるというメリットもあります。
ダポキセチンも60mg含まれています。ダポキセチンとは医薬品のプリリジーに含まれている早漏に効く成分で、射精を通常の4時間ほど遅らせる効能があることが特徴です。
勃起不全に効くタダラフィルと早漏防止のダポキセチンですが、その両方の成分とも食前と食後に服用でき、何を食べるべきかを制限されていないこともメリットです。
このようにエクストラスーパータダライズはED改善と早漏の双方に効く一石二鳥の医薬品として人気を集めています。
シアリスジェネリック「エクストラスーパータダライズ」の飲み方
続いてエクストラスーパータダライズを服用する上での注意点を説明します。
まず服用は性行為の約1時間前です。
多めの水かぬるま湯で流し込んで下さい。
もししっかりとした効果を実感したい場合は、性行為の3~4時間前に飲むとより効果が得られることが確認されています。
また脱水症状の状態では服用してはいけません。
4時間以上水分を摂らなかったり、激しい運動をした後などは体内の水分量が減っているため注意が必要です。
下痢気味の方も服用を控えましょう。
めまいや、場合によっては失神を起こしてしまう危険性もあります。
服用は1日1回迄を厳守し、次に使用するまでは1日以上間を空けます。
用量
タダラフィルとダポキセチンの1回の推奨使用量はそれぞれ10mgと30mgです。
人によって効果の発現に差は出てくるため、もし効果が強く効きすぎる方は用量を2分の1などに落として試してみましょう。
副作用が気になる方も同様です。ピルカッターを使えば簡単に薬をカットできますよ。
逆に用量を多くして服用しても効果は増強されませんのでご注意下さい。
食事の影響
勃起改善効果を促す作用のある有効成分タダラフィルは、他のED治療薬と比較して毎日の食事の影響を最も受けにくい成分であることが分かっています。
他のED治療薬であれば服用前に何を食べるかに神経を使いますが、タダラフィルは何を食べてもその効果に違いは出ません(800kcal以内が目安)。
しかし空腹時の方が効果が出やすいという報告もあります。
また油物の料理を過剰に摂取をすると効果が極端に出てしまう可能性もあるため注意が必要です。
アルコールの影響
アルコール飲料を飲むことも控えましょう。
エクストラスーパータダライズにはダポキセチンが含まれていますが、アルコールと反応すると神経認知効果が高まり、失神などを引き起こす可能性が増します。
また眠くなったり急にめまいに襲われたりすることもあるため、運転や危険な機械を操作することが分かっている時は使用しないで下さい。
シアリスジェネリック「エクストラスーパータダライズ」の副作用
エクストラスーパータダライズには多くの副作用があることが知られています。
代表的なものが頭痛やほてりです。
これらは薬の影響で血管拡張が起きていることによるものですが、3時間ほどで収まります。
その他には嘔吐や下痢を起こす方もいますので、十分に水分を摂ってから服用して下さい。
また、めまいや視覚に異常を来たすことも知られているため、車の運転や高い所での作業などには細心の注意が必要です。
そしてふらつきや足・腕の痙攣、気が遠くなるなど、急に起立した時の低血圧が原因で起こる副作用もあります。
報告件数は多くはありませんが、持続勃起症(プリアピズム)も報告されています。
4時間以上勃起が続く際は、早急に専門医に診てもらうなど早めの処置が必要です。
その他には潮紅、頻脈、結膜炎、睡眠障害、胸痛、鼻炎、動悸、疲労感、ねむけ、のどの渇きなどが主な副作用です。
服用後これらの症状が24時間を超えて続く場合は、その症状の大きさに関係なく近くの病院かクリニックを受診するようにして下さい。
シアリスジェネリック「エクストラスーパータダライズ」の注意事項
次の方はエクストラスーパータダライズの服用に当たり注意が必要なため、服用前に医師の判断を仰いでください。
- 陰茎の構造に欠陥(屈曲、陰茎の繊維化、ペイロニー病など)
- PDE5阻害薬あるいは他の勃起不全治療薬を使用
- 早漏とうつ病(特に自殺念慮と関連のあるうつ病、躁うつ病)
- 統合失調症
- 抗精神病剤を使用
- 血液の病気(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病など)・出血性疾患あるいは消化性潰瘍・出血傾向・高齢(65歳以上)
- てんかん既往・緑内障
エクストラスーパータダライズと併用注意なものもいくつか存在します。
- グレープフルーツ(ジュースも含む)。
- 脂質の摂取・過度のアルコール摂取・カフェインの服用
シアリスジェネリック「エクストラスーパータダライズ」の禁忌事項
次の方は、エクストラスーパータダライズの使用が禁止されています。
ご自身で判断できない場合は医師または薬剤師に相談してください。
- 硝酸イソソルビド、亜硝酸アミル、ニトログリセリン、といった硝酸剤等を服用している
- 以前にエクストラスーパータダライズに含まれている成分により過度な反応があった
- 不安定狭心症あるいは性交中に狭心症を発症・網膜色素変性症・性行為がしにくい体質(心臓に病があるなど)
- 鬱病発症経験、あるいは現在重度の鬱病
- 不整脈、低血圧あるいは不安定な高血圧
- 心筋梗塞を発症(直近3ヵ月)
- 脳梗塞
- 脳出血を発症(直近6ヵ月)
- これまでに失神したことがある
- 肝臓に中等度または重い障害がある
エクストラスーパータダライズには併用禁忌薬が存在します既に併用禁忌薬を使用している方や、今後使用する予定のある方は医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
- 非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェン、アセチルサリチル酸など)
- うつ病以外の精神的健康問題の薬
- 高血圧や胸痛や前立腺肥大症の治療に使用される特定の医薬品は(低血圧を誘発する危険性あり)
- ワルファリンなど血を薄くする薬
- 真菌感染のための他の薬剤(フルコナゾール)
- アプレピタントといった吐き気を治療するための薬
- 硝酸剤およびNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)
- HIVのための他の医薬品(アンプレナビル、フォスプレナビル)
- sGC刺激剤リオシグアト(アデムパス)
- MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、エフピー)
- ピモジド(オーラップ)
- エリスロマイシン及びクラリスロマイシンといった感染症治療のための他の抗生物質
- ネファゾドン(抗うつ薬)、その他のうつ病治療薬
- チオリダジン
- リネゾリド
- リチウム
- トリプトファン
- トラマドール
- ケトコナゾール及びイトラコナゾールを含む特定の真菌感染用医薬品
- リトナビル、サキナビル、ネルフィナビル及びアタザナビルを含む特定のHIV用医薬品
- セントジョンズワート
- テリスロマイシンを含む感染症を治療するための抗生物質